あらら商事は本日も快晴なり

あらら商事のユーモラスなある日のできごとをお届けします

慣れぬことはしないに限る・か?

ある朝、いつも早く来て鍵を開けてくれる人たちが、皆、その日に限って出張だった。

一人二人と、事務所の前で待つ人が増えた。何と、こんな日に限って、マルシマさんまでやってきた。事情を知るや、さっそく鍵を持っている(支店長)のイガグリさんにメールを入れた。勘は働かないが、気はきく。
 
だが、イガグリさんが、留守電やメールに気づくのは数日後、とは社内中に知れ渡っている。やはり応答がない。皆で待つ事20分以上、ようやくイガグリさんがエレベーターからお出ましだ。
 
今日のお昼は、イガグリさんにおごらせようと、待ちぼうけ組5人で一致した。義侠心?に富んだマルシマさんが、皆を代表してさっそくイガグリさんと交渉開始だ。
 
「今日は、一人千円のお弁当を五人前お願いね」と、マルシマさんが切り出す。
「何だよ!俺は遅刻した訳じゃないんだからね。始業時間まで、まだこんなにあるだろ」と、聞く耳を持たない。

おまけに、
「それにみんな、いつもはワンコインのお弁当だろ!千円って、何だよ」と、余計なことにも言及する。

「何言ってるのよ!20分X5=100分のロスでしょ。皆、朝一番でやりたいことあったんだから!朝の時間は、特に貴重なの」とマルシマさん。

だが、時計でも見間違えたのか、たまたま早かっただけのマルシマさんでは、説得力に欠ける。結局、交渉不成立。まあ、当然の結果か。

本日の教訓
相手を納得させるには、日頃の行動がものを言うのです。心しましょう。